冷え性に悩む女性は多くなっている?
冬場、気温が低くなると冷えるのは当たり前ですが、女性の中には夏なのに手足が冷たくて困ると悩んでいる人も少なくありません。
手足の冷えがある人は腰や内臓が冷えやすくなっていることもあり、便秘、腰痛をもっている人もいます。
また最近は冷え性に悩む女性も若年化しており、学生さんや20代など若い年代の女性に冷え性で悩む人がいるのです。
冷え性の原因を理解し、自分に合った改善方法を見つけることも考えてみましょう。
女性が冷え性になりやすい理由・・筋肉量が少ない
女性は男性よりも筋肉量が少なく脂肪が多いといわれていますが、元々女性の方が筋肉を作りにくく、脂肪が付きやすくなっているといわれています。
筋肉は体を動かすために重要や役割をもっていますが、体内の熱を作るためにも重要なものです。
筋肉が動くと血液が体を巡り、体内の熱を作りだし体が温まるようになっています。
女性は元々筋肉量が少ないので、体内で作られる熱が基本的に弱くなり冷え性になりやすいのです。
ホルモンバランスが乱れると冷え性になる
女性は一定の期間で排卵し、月経が起こりますが、男性にはこれがありません。
この排卵や月経の際、女性はホルモンバランスが複雑に変化し、不安定になります。
ホルモンバランスは自律神経と関係が深く、バランスが乱れると自律神経も不安定になるため、それによって冷えが進むのです。
自律神経は循環器、消化器、呼吸をコントロールしており、自律神経が乱れると呼吸が乱れたり、お腹の調子がよくなかったり、体に色々な支障が出てきます。
ホルモンバランスの乱れによって自律神経が乱れ、それによって冷え性となっている人も多いです。
冷え性を改善するには生活環境の見直しを
人によって冷え性となっている理由もいろいろかと思いますが、冷え性の方全般にいえるのが、生活環境の見直しです。
現代人は忙しく、ゆっくりと自宅で休む時間がない人もいますし、ストレスが多く休む時間が持てても心が休まらない人もいます。
そうした様々な生活の中でも、意識して生活習慣を見直すことで、少しでも冷え性を改善する事ができるのです。
例えば足を露出する洋服を控える、肩や胸元が大きく開いた洋服を着ないようにすることで冷えないようになり、体内の温度が上がり冷え性が改善されることもあるでしょう。
冷たいものが好きな人も、ちょっと我慢してアイスなど食べないようにし、温かい飲み物を意識してとるようにすると冷え性が改善されることがあります。
できれば毎晩、温かいお湯にしっかりつかり、冷えた体を芯から温めることをおススメします。
気持もゆったりしますので、精神的にもいい方法です。
もしも湯船につかる時間がない場合は、温かいお湯につけて絞ったおしぼりを肩にあてるなどするといいでしょう。