白髪ってどうして出てくるの?
ある程度の年齢になると白髪が出てきても仕方ないよね・・なんて諦めている人もいますが、どうして白髪が出てくるのでしょう。
髪の毛は人の第一印象で8割を決めるとも言われていますので、気を使っている人も多いです。
髪の毛の色は黒、茶色、赤毛、また金髪など、人によって様々で、こうした髪の毛の色はメラニン色素という色素細胞によって決まっています。
日本人は黒い髪が多く、メラニン色素のうち、ユーメラニンという黒褐色のメラニンです。
海外の方で茶色などの髪色をしている人は、フェオメラニン、黄色から赤褐色のメラニンによって形成されています。
髪の毛自体は頭皮の中の毛母細胞によって誕生しますが、髪の毛が誕生するとき色素細胞からメラニン色素が髪の毛の中に入り色が決定するのです。
この時、なにかが原因となってメラニン色素が細胞に入れないことで知らができます。
色素細胞「メラノサイト」の機能が低下していることが原因と分かっていますが、どうして機能が落ちてしまうのか、そのメカニズムは解明されていません。
白髪にならないために!食事で予防しよう
白髪になるメカニズムについてしっかり解明されていませんが、髪の毛は頭皮から生まれるのですから、頭皮が健康であることが求められます。
そのため、頭皮の健康を阻害してしまうような食生活をしていれば、白髪が多くなるかもしれません。
頭皮を健康に保つためには、「バランスのいい食事」が一番です。
髪の毛にはたんぱく質が重要とばかりに、サプリメントで特定の栄養素のみ摂取しようとする人もいますが、髪の毛の健康には整った栄養が継続的に入ってくることが重要といえます。
バランスのいい食事がなかなかできない方が髪の毛の健康を考えてサプリメントを利用するのなら、総合的な栄養素がバランスよく摂取できるものを選択しましょう。
睡眠をしっかりとり体を冷やさないこと
新陳代謝が悪いと体にいい影響を与えません。
これは髪の毛にも言えることで、体が冷えることで血液の循環が悪くなると、頭皮への影響も考えられます。
また睡眠をしっかりとり、ホルモンバランスを整えることも重要です。
睡眠が少なくなると自律神経が乱れ、自律神経はホルモンバランスに大きく影響するため、しっかり睡眠をとり体を冷やさないようにすることが求められます。
血液の循環を阻害するタバコも、もちろんよくありませんので、髪の毛のことを考えるなら禁煙する方がいいでしょう。
頭皮環境を考えたヘアケアをしよう
白髪が出てくると気になって、ちょっと見えるだけでカラーをする人も少なくありません。
確かに見た目が老けて見えますし、部分的に白くなっていると気になります。
しかし頻繁にカラーリングすると髪の毛のほか、頭皮にもダメージを与えてしまうのでよくありません。
カラーリングは1ヵ月くらい期間を開けるようにし、出来れば、美容室などで髪の毛にダメージの少ないものでカラーリングするようにしましょう。
また日々のケアも、頭皮を丁寧にマッサージするように洗い、ブラッシングも髪の毛でははなく頭皮をマッサージできるものを利用するのがおすすめです。