子育ては貴重なキャリア！誇れる経験を仕事にも活かそう

子育ては仕事に活かせる・・自信を持って働こう

バリバリ働いてきた人が結婚、出産を経験し、これから再就職、職場復帰となるとやはり不安になるものです。
しかし子育てはキャリアの中断ではなく、社会経験を多く積んだという事になります。
もちろん社会復帰できますし、子育てをする前よりも柔軟な働きができることもあるのです。

子育ての経験が仕事の中で役立ったという体験談を紹介します。
これを見れば、これから職場復帰や再就職を考えているママたちも、きっと自信をもって就職活動ができるでしょう。

子育てがいい経験になったと感じた社会復帰を果たしたママAさん

「私は独身時代バリバリのキャリアウーマン。自分にも他人にも厳しく責任ある仕事も任されていました。正直、当時の私は出産してから職場復帰した人に冷たかったと思うし、定時で帰宅する人をみて戦力にならないなんて思っていたのです。でも出産後、職場復帰してからは自分の気持ちが全く変化したことに気が付きました。後輩が困っていれば優しく手を出せるようになったし、ヒールを履いている人を見れば荷物を持ってあげるなど、思いやりを持てるようになったのです。職場では以前よりも頼られ、いい仕事ができています。」
独身時代は人のことよりも自分のこと、キャリアを積み上げていくこと以外興味がなかったというAさんは、子育ての経験から職場でも思いやりを活かすことができるようになったのです。
人にやさしくする気持ちを持てるようになったことで、仕事も楽しく円滑に進むようになったといういい例でしょう。

おおらかになれたというBさんの体験

「子供を産んで育児を経験したことで、ちょっとしたことに怒らなくなりました。職場でも要領よくやれないと自分にはらをたてていたタイプです。専門性の高い仕事をしていたこともあり、人に頼ることができなかったので仕事は常に深夜まで。自分で自分をつらい方向に落とし込んでいたのですね。育児を経て再就職してからは、この仕事の中で人にふることができる部分ってどれかな？と頼ることができるようになったのです。またこれは仕方ないか・・まあいいかと、昔の自分なら許せないことも大らかに許せるようになりました」
育児って自分が思うようになりませんし、イライラする時も我慢しなければならないときがあります。

育児の経験を通じて、仕方ないなと思える大らかさを手に入れたBさんは、自分の首を自分でしめない生活、仕事ができるようになったのです。
大らかさを手に入れたことで、仕事の進みもよくなり、後輩を育てることにも貢献できるようになります。

段取りよくなれたのは育児のおかげ・・Cさんの体験

「納期がある仕事をしていたので、段取りが重要でした。しかし私は段取りが本当に下手で、あっちもこっちも手を付けられない状態。だから納期があるものがどんどんたまって、いつも深夜まで仕事をしていました。でも子育てを経験してから、物事の優先順位をしっかり考えられるようになったのです。ごはんを作りながら洗濯機を回し、煮込み料理ならその間に掃除機もかけちゃえ！こうしたいくつもの仕事を一気にこなすことができるようになって、それが仕事に活かせています。」
仕事の段取りは納期がある仕事には需要な要素です。
でもうまくこなせない方も多く、その場合、仕事がエンドレスになっていきます。

育児を経験したことで優先順位を考えること、何かをしている時間に何ができないかと工夫ことができるようになったのです。
これは仕事を効率よくこなすために重要なことでしょう。
Cさんは育児の体験からこの仕事のスキルを身に着けたという事です。

子供との経験が仕事のすべてを向上させたと思うというDさん

「私は子供用品の職場にいて、今復帰を果たし充実した生活を送っています。独身時代には気づくことができなかった商品に必要なことに、子供が気づかせてくれたといってもいいでしょう。商品に書かれている取扱説明書一つとっても、こういう成分が書いてないとママたちは購入しないよ、とわかるのです。この色は子供が嫌いな色だと思うよ？など、験が仕事に役立っているのです。」
Dさんの場合は、仕事が特種という事もありますが、子供商品じゃなくてもこうした成分表示などを気にかけるようになったことで、そのほかの仕事にも活かせるでしょう。

子育て中は社会に置き去りになっているような気分になりますが、置き去りになっているどころか、子育ての中でたくさんの知恵をつけてもらっているのです。
この体験を仕事に活かさないでいるのはもったいないと考えましょう。