仕事と子育ての両立がつらくなったら

子育てというのは、赤ちゃんの状態から一人の人間を育てるものですからとても大変なことです。
仕事と子育ての両立をしていたら毎日たくさんの課題があり、つらいと感じてしまう日もあります。

思わず子どもにキツい言葉をかけてしまったり、他の子どもと比べて落ち込んだりということは誰もが経験することです。
もしも仕事と子育ての両立でつらいと感じたときにはどのようにすればよいのでしょう。

育児には正解はない

育児は数学の問題のように考えたからといってすぐに答えが出るものではありません。
後からあのときこうすればよかった、これが正しいアクションだったのでは、と思うことばかりです。
他の人がこのような行動をした、というのを聞いても同じことを自分と子どもに当てはめて正解とも限りません。

そこでもしもつらいと感じたり、自分が正しいのか悩んでしまったりするときには正解がないことを思い出しましょう。
人によって育児に対しては考え方も違いますし、子どもによっても合うものは違います。
そこで自分が間違えていたと責めたりほかの人と比べたりするのではなく、そのときはその行動がベストだったんだと思うようにしましょう。

子どもファーストにしない

今の日本は子どもファーストすぎて、父親や母親が窮屈な扱いをする場面が多いです。
もちろん子どもは大切な存在ですが、子どもが大切だから大人は価値が低く扱いを雑にしていいものではありません。
人間の価値は誰であっても同じです。

そこで子どものためだから我慢をするとか、子どものためだからあきらめるということは決して正しいことではありません。
父親や母親ばかりが我慢して犠牲になることで子どもも勘違いをしてしまいます。
皆が幸せになるために、子どもファーストな視点を捨てることも大切です。

子どもファーストを続けていると自分のことを犠牲にしている両親は素晴らしい、我慢は大切という間違えた価値観を植え付けてしまう可能性もあります。
子育てはやり直すことができません。
子どもたちに自分が犠牲になってでも幸せになってほしい、と思うことは親であれば当たり前の感覚ではありますが、自分のことも大切にできるから子どものことも大切にできるという視点も持っておきましょう。

子どものために我慢する状態を打破するためには、子どもとのかかわりだけでなく夫婦のかかわりも考える必要があります。
父親や母親が我慢をしすぎない生活ができるように家事を分担したり、休みの日の使い方を考えたりしましょう。
皆がどのように過ごせばネガティブな気持ちを抱えることなく生活できるかを考えていくと、自分たち家族にとっての最適解が見つけられます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です