子供が小学校に入学したら
働くママは仕事をしている間家を留守にします。
未就学児までは保育園で預かってもらえますが、小学校に入学すると保育園では預かってもらえません。
子育てに手がかからなくなったといえ、まだ子供1人で家に置いておくのは不安もあるでしょう。
しかし預かってもらえないとママは働けません。
子供が小学校に通うようになったら、学童保育を利用できます。
子供が小学校に通うまでは子育てに専念していたママも、そろそろ働きに出ようかなと思うこともあるでしょう。
子供が学校に行っている間だけ働いても、家計の足しになりますから小学校入学を機に働こうと考えるママは少なくありません。
学童が利用できると安心ですが、小学1年生の壁があるのです。
小学1年生の壁とは?
小学校に通うようになると送り迎えもしなくて済みますし、給食があるのでお弁当を作る必要もなくなります。
ママにとっては自由な時間が増えるので、働きたいと思うものの、1年生になったばかりの頃はまだ学校生活に慣れていないこともあって、学校に行っても午前中だけで帰ってきます。
給食もまだ出ないので、この時期だけはお昼を用意しておかないといけません。
午前中だけ働けるならいいのですが、午前中で帰れないと子供が1人ぼっちになってしまいます。
学校に慣れて給食を食べ午後の授業が始まっても、1年生の間は3時には帰宅します。
4月から学校に通い始めても、数ヶ月で夏休みに入るので、これもママにとっては問題です。
働きたいのに働けない、保育園も利用できないというときに頼りになるのが学童なのです。
学童の選び方
学童にも種類があって、運営者が行政か民間かで違ってきます。
学童も定員がありますので、必ず利用できるとは限りません。
実際に学童の待機児童は年々増えているのも事実です。
こういう場合はパートより、フルタイムで働く家庭の子供が優先されるので利用できても、優先順位が低くなる可能性もあります。
民間と行政では教育プログラムが違います。
民間の方が自由度が高いので、英語を習うこともできます。
子供が学童で何を学べるかによっても選択肢は変わるのです。
ただし利用料は行政が運営する方が安いので、必ずしも民間が良いとも限りません。
行政だと時間が決まっているので、遅くまで仕事をしなければいけないママには、民間の方が利用しやすいです。
習い事をさせる
毎日学童に通わずに、週に何日か習い事をさせ、学童と併用するという方法もあります。
ただし習い事をする場所が遠い場合は保護者が送り迎えをしないといけません。
フルタイムで働くママには送り迎えができないので、ベストとは言い切れませんが、そういう使い方もあります。
学童も便利ですが、生活スタイルによってはパターンが変わってきます。