すぐ集中が途切れてしまうと悩みを抱えている人は多いかと思います。集中力が切れると思うように作業が進まないことがあります。私も職場で働いているとき集中できず「今日は職場でうまくいかなかった」とモヤモヤしガックリ肩を落として帰宅することもありました。
集中力は鍛えられる?
集中力は鍛えれば長時間、作業に没頭できるわけではありません。一人ひとり集中力の限度がありますので、できるだけそれを伸ばしていく工夫が大事です。
今回は、集中が維持できないと悩みを抱える人に、集中力を維持する3つの方法をお伝えします。
感情的にならない
仕事をしていて、感情的になる場面は多いでしょう。たとえば、丸1日考えた企画書があっさりボツになったり仕事でいっぱいになっている最中に新しい仕事が増えると喪失感や焦りを感じる人も多いかと思います。また、納期が迫ってくると慌ただしくなる人も多いはずです。
気持ちに余裕がなくなると、効率の良い仕事は期待できません。感情が業務の妨げになると感じたら一度、深呼吸しましょう。思考をストップさせて2~5分ほどはなにも考えない時間を作るのです。
作業をする前や気持ちがざわつきはじめたら「瞑想」を取り入れることをおすすめします。気持ちを落ち着かせることで、作業に集中できます。私自身、瞑想を取り入れてからは気持ちのコントロールができるようなり、作業がしやすくなったと実感しています。
頭の中をスッキリさせる
仕事をする前に、順番を決めていますか?
あれもこれもやろうと考えては最初に手をつける内容がまとまらず、時間をムダにしている可能性があります。仕事の量が溜まってくると、頭の整理が追いつきません。
そこで、おすすめしたいのが準備の時間を増やすことです。「今日は、会議の資料を作ることに専念する」「企画書の内容を掘り下げる」など、業務をする前に「なにをするのか」をメモに書いておくのです。1日のスケジュールがわかると、その通りに仕事を行なえばよいので、業務が始まってからなにをしようかと考えることもありません。また、業務中に迷ったらメモ用紙を振り返れられます。
そんな頭の中を整理させる思考の整理家鈴木進介さんの方法が役に立ちました。鈴木進介さんはご自身が起業した経験から「思考を整理すれば問題の9割が解決している」というこのに気づき、思考の整理術を体系的にレクチャーしてくれます。たくさんの著書を出版され、累計10万部以上も売れている人気の作家さんでもありますが先ずはこちらの動画を参考にしてみるとよいかもしれません。
▶鈴木進介(思考の整理家) | Official Web Site
身のまわりをの整理をする
仕事をするうえで大切なのが、気になる私物を置かないことです。私物を置かないのは、仕事中に気が散ってしまう可能性があるからです。
人は目からたくさんの情報を受け取ります。私物を置いていると、不要な情報までも脳が処理しようとしてしまうため、ムダにエネルギーを使ってしまうのです。
少しでも作業を効率化させるためにも、仕事場には必要最低限な物だけを残してそれ以外は持ち帰るようにしましょう。不要な情報が少ないぶん業務に集中できます。また、仕事と家庭は通じているところがあります。
部屋に物が散乱したなかで生活をしようと探し物がなかなかみつけられず時間や体力を使ってしまい無駄の多い時間を費やしてしまいます。
私は不用品を整理してみました。散らかった部屋がスッキリすると集中力が上がって、家事もテキパキ進めることができるようになりました。具体的には、収納場所が無く部屋の中に掛けていた衣類や使わない食器類、そして使っていないヴィトンの財布やコーチのバッグなどです。これらはブランド買取専門店にだし、いくらかのお小遣いにもなりました。
まとめ
- 感情的にならない
- 頭の中をスッキリさせる
- 身のまわりをの整理をする
ご紹介した3つの方法を実践してから、私は仕事や家事で長い間集中力を維持できるようになりました。作業効率もよくなったため、時間に余裕ができたほどです。
皆さんもなかなか仕事がうまくいかないとき、一旦作業をストップして、仕事が進められない原因を探してみてはいかがでしょうか。