怒ってばかりの自分・・子供にとって本当にいいことなのか不安

子供が本当に小さい頃はかわいいばかり、でも少し成長してくるとわがままを言ったり、いう事を聞かなくなって、ママも怒ることが多くなります。
子供がわがままを言ったり、ママのいう事を聞かないのは成長の証ですが、仕事を持っているママも多く、イライラしてしまう事もあるでしょう。

相手の気持ちをしっかり考えることができない小さい子に、怒ってもどうしようもないと思っても、仕事に行く時間にぐずぐず始めるとつい怒ってしまう、そんな自分に落ち込むママもいます。
先輩ママたちはどんな言葉で子供のわがままなどに付き合っているのでしょう。
またお子さんが成長していく中でどのような言葉遣いをしていけばいいのか、しっかりと理解しましょう。

子供を活かす言葉と子供をつぶしてしまう言葉って?

わがままで家でも外でも泣きわめく子供、そんな時、「そんなに泣くなら、ママどっかにいちゃうから!」とか「泣いている子はママ、いらないから」なんていってしまうママもいます。
この言葉を言い続けた結果、始終不安がある子になってしまったといいます。
学生となってもうすぐ大人という年齢になるのに、家族がいないと不安がる、そんな状態にしてしまったことに後悔するママもいるのです。

これらの言葉はお子さんをつぶしてしまう言葉となります。
逆にお子さんがポジティブに受け取り、成長に活かせる言葉もあるのです。

子供を活かすためにはいくつかの言動を覚えればいい

あと5分しかないと思うと、焦る気持ちから怒りっぽくなってしまう、では逆にまだ5分あるじゃないと考えたら?焦る気持ちもなくなって、5分でできることを考えます。
お子さんにもこういう感じで言葉がけをすることが必要なのです。

例えばテーブルに絵をかいてしまった時、テーブルが汚れちゃったよ!ではなく、まずは「すごいねー。上手にかけたね。」という言葉が先、その後、「でもね、こんなに上手な絵なんだから紙に書こうね」と促します。
子供は絵を描いたことをママに褒められたことで自信を持ち、ママは自分のことをわかってくれると思うようになるのです。

次に大切なことは、ママも同じだったんだよとママの経験を伝えて共感すること、これもお子さんの記憶に強く残ることになります。
何か失敗をしてしまった時、「ママも失敗しておばあちゃんに怒られたなー。〇〇君と一緒だね」と話をしましょう。

ママも同じだったんだという安心と、ママも一緒なんだという共感する気持ちが生まれ、記憶にしっかり残ります。
ママは人生の中で最も近い先輩ですから、失敗してもママのように頑張ろうという気持ちになれるのです。

叱るのではなく、お子さんの気持ちになって考えてみると、こうしたかったから時間がかかったんだ、だったらこうすればいいと考えられるようになります。
怒る前にまず深呼吸、心に余裕をもってお子さんが何をしたかったのかよく考えてから、必要なことを伝える、その気持ちが必要です。